はじめに
フィンランドのサウナ体験は、ただのリラックス以上のものです。
体を温め、心を整え、そして大自然と一体となるこの文化は、フィンランドの生活に深く根付いています。
今回私は、そんなサウナ体験を楽しめるLöyly Helsinki」を訪れました。
男女混合で楽しむサウナや、バルト海に飛び込んでクールダウンする瞬間は、普段の生活では味わえない非日常のひととき。
この記事では、私の体験をもとに、サウナ施設の詳細や水着選びのポイント、サウナの楽しみ方を徹底レポートします。
これからフィンランドのサウナを体験したい方や、どんな水着を持参すればいいのか悩んでいる方に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
ヘルシンキのおすすめサウナ
Löyly Helsinki
バルト海に面してサウナ施設とレストランを併設するラグジュアリーなサウナ体験ができる「Löyly Helsinki」2016年にオープンした比較的新しい施設で、清潔感のある建物です。
8ユーロで水着レンタルが可能、その他タオルやシャンプーは料金に含まれています。手ぶらで行けてしまう手軽さも一押しポイント。ただし、冬場はテラスの床が冷たいのでサンダル持参がお勧めです。
①まずはオンライン予約!
日付と入店時間を選びます。料金は2時間で25ユーロです。
②サウナ施設到着
ヘルシンキ中央駅そばのRautatieasemaトラム駅から6番トラムで約20分でLöyly Helsinkiに到着します。
受付でタオルとロッカーの鍵を受け取り女性用更衣室へ。水着をレンタルする場合、受付時に申し出ます。
③いざサウナへ
水着に着替えてから軽くシャワーを浴びていよいよサウナへ!サウナは水着着用で男女混合で入ります。
サウナ内には大きな窯があり、その蓋を開けて水をかける「ロウリュ」を利用者自身が行います。
サウナの温度が下がってくると、気の利く人が「ロウリュするよ!」と言って水をかけてくれます。みんなノリノリで「More loyly, please!」なんて声も笑
ロウリュをするとサウナ内の温度が一気に上がり、なんとも言えない充足感があります。興味のある方はぜひ自分でロウリュをしてみてください。
ただし、窯は天井の持ち手以外は熱々ですのでご注意ください!筆者は持ち手に手を伸ばすときに窯に触れて火傷しかけてしまい…笑
すぐに水道水をかけ続けて冷やすとともに、受付で氷をもらって冷やし続けたんで幸い大事には至りませんでした。
④バルト海ダイブでクールダウン
Löyly Helsinkiの目玉、バルト海ダイブの時間です!実際はハシゴがありますので、静かにバルト海に浸かってみました。
バルト海に入った後はそのまま外気で整ってもよし、サウナ内のバーでビールを楽しむのもよし。自由にくつろぐことができます。
⑤サウナ終了後
出入り口にシャワーがあり、シャンプー、ボディソープでさっぱりしてからサウナを出ることができます。ドライヤーもあるので安心です。
筆者はサウナの後に併設のレストランでサクッとお酒を飲んで帰りました。カウンター席があり、一人旅の方にもお勧めです!
Allas Sea Pool
ヘルシンキ港に面したサウナ施設「Allas Sea Pool」
プールが併設されたサウナ施設で、バルト海の水を流し入れたプールがあるそうです。
待ち時間の関係でAllas Sea Poolには入れませんでした。
他の方の体験レポのリンクを貼りますのでぜひチェックしてみてください。https://note.com/queserasera_co/n/n6ceab0c6b136
水着のレンタルはありません。事前予約は不要ですが、タイミングによっては待ち時間が発生することもあります。
ただ、サウナ施設の周辺にはオールドマーケットホールやヘルシンキ大聖堂など、待ち時間も有効活用できるような観光スポットが多いのでぜひ予定に組み込んではいかがでしょうか。
どんな水着を着ればいい?
筆者は日本で海やプールに行くことがなく、男女混合のサウナも初めてだったのでどんな水着を着ていけばいいのかが一番悩みました。
水着を忘れて現地調達したはいいものの、ビキニタイプの水着だったため、「この水着でいいのかな…?浮かないかな?」と不安になり、結局水着を買ったのに施設でレンタルして無難に済ませてしまいました笑
そこで、水着選びに迷っている方向けに、他の利用者がどういう水着を着ていたかレポートしたいと思います!
ビキニ
海外の方はビキニタイプの水着を着ている人が多かったです。
スポーティでヘルシーなタイプやシンプルなビキニなど、人それぞれですし、水着姿をじろじろ見ているような人はいなかったです。
こういうヘルシーなタイプが無難だと思いますが、極端にセクシーなものでなければ浮くことはないかなと思いました。
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ワンピースタイプ
上下がつながったタイプの水着の方も多いです。いわゆる普通の水着といった感じ。
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下半身部分がスカートやズボンのようになっているタイプはあまり一般的ではないようでしたが、特に浮く感じはないかなと思いました。
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スクール水着タイプ
Loylyでレンタルした水着がいわゆるスクール水着でした。レンタル品ですので、着ていても浮くことはないです。
どんな水着を着ていけばいいのか、結論!
結論は「自分が着ていて違和感のない水着」を着ましょう!
みんな周りの人がどんな水着を着ているかなんて見ていません(筆者はサウナ前に水着に悩んでいたので少しだけ周りを見渡していました笑)。
リラックスすることが目的ですので、水着のことが気になってそわそわしてしまうともったいないです。自分がその水着を着て心置きなくサウナを楽しめるかを想像して水着を選んでみてください。
ちなみに、現地で売っていた水着は以下のようなものでした。現地の人の水着がどんなものかのご参考までに!
番外編、あまりいないタイプの水着
あくまで筆者が利用した時の感想ですが、以下のタイプの水着を着ている人はあまりいませんでした。
①セクシーすぎる水着
極端に布の面積が小さい水着は避けるのが無難です。
②完全防備な水着
袖がありズボンタイプの水着は安心感はありますが、このタイプの水着は海外ではあまり一般的でなく、また、単純に暑いのでおすすめしません。背中や脇から汗もかくので、そこが水着で覆われているとサウナには不向きかもしれません。
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③男性のビキニタイプの水着
私が行った時はビキニタイプの水着を着ている男性はほとんどいませんでした。目のやり場に困るので視界から外していたのかもしれません(笑)
おわりに
筆者が実際に行ったヘルシンキのサウナの体験レポでした。
また、どんな水着で行けばよいかも筆者の体験をもとにまとめてみました。
私も水着選びに迷い、口コミをたくさん調べましたが、なかなか有用な情報が見つかりませんでした。
同様に水着選びで迷っている方の参考になればうれしいです。
晩冬のフィンランドで水着を現地調達した話もご紹介していますので、もし良かったら読んでいただけると嬉しいです。
Umiが経験したことが誰かのお役に立ちますように。
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