はじめに
富士山登山は多くの人が富士スバルライン五合目(吉田ルート)から登りますが、実はもっと下から登れるんです。
Umiは2022年7月に初めて富士山に登りましたが、一合目手前の馬返から登りました。今回はちょっと人とは違う富士山登山がしたい方向けに、筆者の体験談を書きたいと思います。具体的な登山スケジュールや馬返から登るメリットもご紹介しています!
富士山登山、実際のスケジュール
1日目(金)
仕事終わりに車で富士吉田市に移動、富士吉田市で前泊しました。
宿泊したのは「ホステル富士山 結」、馬返駐車場まで車で20分ほど。ホステルですが個室があるので富士山登山前にゆっくり英気を養うことができました。
2日目(土)
8:00 馬返駐車場着、登山開始
馬返駐車場に着くまでに脇道に停めている車もあり、駐車できるか不安でしたが一旦駐車場まで進んでみようと考え進みました。その結果、駐車場は混みあっていましたが何とか登山口のすぐ近くに駐車できました。
11:00 佐藤小屋(五合目)で昼食
休憩もとりながらのんびり登山で佐藤小屋に到着。富士スバルラインからたくさんの登山者が合流する前に、五合目の佐藤小屋でお昼ご飯。味噌汁セットと餃子をいただきました。
15:30 山小屋到着(七合目東洋館)
わりと早いペースで宿泊予定の山小屋(七号目東洋館)に到着しました。この日のうちにもう少し上まで登れたかも?とも思いましたが、無理をしないことがテーマの登山でしたのでこれで正解だったと思います。ちなみに、東洋館の次の山小屋の太子館までは30分ほどのようです。
3日目(日)
6:30 登山再開
深夜出発も考えていましたが、夜中に起きると強い雨音が聞こえました。ご来光にあまりこだわりがなかったため、もういいか、と言って二度寝を決め込み、ゆっくり朝ごはんも食べて6:30に登山を再開しました。
8:30 山頂到着
まずは1番の(笑)お楽しみだったカップヌードルをいただきました。山頂価格で800円くらいだったと思います。その後は山頂でお鉢巡り!そもそも富士山に登りたかった理由が、富士山の頂上はどうなっているか見てみたい、だったので力強い自然に圧倒され大満足でした。
11:00 下山開始
霧で景色が一切見えない中砂利道を下っていきました。ここまで来るととにかく早く帰りたいという気持ちです(笑)その後、富士スバルラインで食事をし、富士スバルラインから富士山駅へ、富士山駅→タクシーで馬返駐車場に行き、車で帰宅しました。
※諸事情あり、帰りは五合目でバスに乗りました。下まで降りるならもう少し全体の時間を前倒しにした方が良いと思います!
一合目(馬返)から登るメリット
初めての富士山登山で馬返から登るというちょっと変わった登山に挑戦してみました。実際にやってみて、馬返からの富士山登山を他の方にもおすすめしたい!と思いました。ここからは筆者が感じた馬返から登るメリットをご紹介します。
- 富士山の緑を楽しむことができる
富士山は森林限界が五合目にあり、ゴツゴツとした山肌のイメージがあるかもしれませんが、五合目に至るまでは意外と緑が多く、森林浴を楽しむことができます。
- 身体がより緩やかに順化する
バスでいきなり五合目に行くのではなく、前泊の上、一合目から時間をかけて身体を順化させることができます。登山初心者で運動も苦手な筆者ですが、高山病になることもなく富士山登山を終えることができました。
- 佐藤小屋でお昼ごはん
富士スバルラインの手前にある山小屋「佐藤小屋」。富士スバルラインからは山を下ることになるためなかなか立ち寄らないと思います。こちらで休憩して食べた茄子のお味噌汁が格別でした!
おわりに
いかがでしょうか?前泊すれば、意外と余裕をもった登山だったと思います。
一合目から富士山に登りました!というとインパクトも大です。人とはちょっと違う富士山登山を楽しみたい方におすすめです。
今回は持ち物・装備品についてあまり触れていませんが、富士山の天候は変わりやすく、気温差もあるのでしっかり装備を整えて行ってくださいね。
山小屋に泊まってみたいけどいきなり富士山は不安…という方は、山小屋泊で尾瀬ハイキングに行った際の記事も書いていますのでぜひ読んでいただけると嬉しいです。
Umiのやってみたことが誰かのお役に立ちますように。
コメント